【画像】本館@怠惰屋本舗

怠惰屋本舗 > 本館トップ > 鉄道話 > 箱根ゴールデンコース

最近の日記::箱根ゴールデンコース

  • 2006年10月22日(日曜日) 17時57分
  • category:鉄道話
  • 被登録はてブ このエントリをはてなブックマークへ追加
  • このエントリをdei.icio.usへ追加

 先月のある日、遅い夏休みを一日だけ貰って箱根へ出掛けてきた。箱根ゴールデンコースを踏破しようという目論見だったのだけれど、調べてみると残念ながらロープウエイの早雲山~桃源台間が架け替え工事のため休止中との事で、早雲山までの旅程となった。

【写真】スーパーはこね(VSE)

 往路は当然VSE狙い。デビューからそれ程時間が経っていないという事もあってか、平日とはいえ2週間前でも前展望は軒並み満席。それでも後展望にはそれなりに空きがあったので速攻で予約を入れた。話は少しずれるけれど、小田急は携帯からでも特急券の購入が出来る様になっていて、沿線に住むサラリーマンにはとても好評の様だ。ターミナル駅で列を作らずとも、会社に居ながら、飲み屋に居ながら、帰りの席を確保出来る。これは素晴らしいと思う。

【写真】スーパーはこねの飲み物

 VSEはとても美しくデザインされていて、それは外装だけでなく内装も手抜かりが無く感じられた。聞けば日本人デザイナーグループの作らしく、いやあ工業デザインも頑張ればここまで出来るんだと再認識させられた。そして、VSEでは紅茶のサービスが再開されたのも、特筆すべき出来事。全国の列車からフードサービスが姿を消していく中で、短時間ながらもこうしたサービスがあるのは利用者にとっては有り難いこと。鉄道会社としても、コストを掛けるだけの実利が取れるかは判らないだろうけれど、スペシャルな感覚の演出が必要だと小田急は考えたのだろう。

【写真】後ろ展望からの眺め

 展望席からの眺めはとても良く、車窓風景をゆったり見られてとても気分が良いのだけれど、VSEは振り子制御を採用しているからか曲線部分では随分と車体が傾いて、ちょっと変な気分になった。乗り物酔いしやすい人は、後展望席は避けた方が無難かも知れない。あと、スーパーはこねは新宿を出て次に停車する駅が小田原となり、随分とまあ飛ばすダイヤだなと思いきや、スジが思いっきり寝ていてあんまり高速走行する区間が無いのが、残念と言えば残念。

【写真】箱根登山鉄道のすれ違い

 箱根湯本からは、箱根登山鉄道に揺られる。平日ながらここも凄い人手で、VSEを降りて乗り換えようとした列車がたまたま2両編成だったから車内は通勤電車なみの混雑。それでも運良くかぶりつきのクロスシートを確保出来て、ガラス越しに、暫し登り続ける路線を眺める。この日は往復ともにベルニナ号のお世話になったのだけれど、出来ればモハ1に乗りたかったなぁ。途中駅ですれ違い吊り掛けサウンドを少しだけ堪能。

【写真】箱根ケーブル

 強羅まで40分強の道のり。距離的にはそれ程遠くない筈だけれど、何せ最高速度が20キロ程度だからそりゃ時間が掛かるのは当然。強羅に着いたら、今度は箱根登山鉄道のケーブルカーに乗り込む。この路線は、ケーブルカーとしては珍しく中間駅を4つも有し、観光色だけでなくそれなりに地域の足として活躍している感がある。こちらは終点まで、約10分程度で到着。

【写真】箱根ロープウェイ

 早雲山からは箱根ゴールデンコースのトリとなる、ロープウエイに乗り込む。随分と真新しいゴンドラが出迎えてくれて、よく見るとまるでスキー場のゴンドラのよう。新しいのは良きことなのかも知れないが、ちょっと風情は感じられないな。しかも私極度の高所恐怖症だから、ハッキリ言って余り乗りたくなかったというのが本音(笑)。しかしこれに乗らずしてコースを完遂した事にはならないから、歯を食いしばりながらの乗車となった。

【写真】大涌谷の眺め

 大涌谷に差し掛かると、それはもう素晴らしい絶景で、まるでロールプレイングゲームの一場面を見ているかのよう。僕は脂汗を額に浮かべながら、手摺りにしがみつきながら何とかデジカメのシャッターを切る。いやはや、もう限界。

 終点でお約束の温泉たまごを買い込み、硫黄の匂いが立ちこめる中しばらく体を休めて、帰りは小田原からJRで。桃源台までは行けなかったけれど、久しぶりに箱根を満喫した良き一日でありました。

↓ここから続き

コメント(0)

コメントしてやってください。
コメントフォーム

タグは使えません。URLも自動リンクしません。

トラックバック(0)

この記事にトラックバックを送る際は、下記URIをご利用ください。
この記事のトラックバックURI

個人的嗜好
【検索できませんでした】
  • 【検索できませんでした】
  • いつもながら、保坂氏の文章を読んでいると、いつの間にか読むという行為から逸脱し、字面を眺めながら考える方に没頭してしまいなかなかページを捲るスピードが上がっていかない。そしてそれが心地よい時間であることも、いつもながら。
【検索できませんでした】
  • 【検索できませんでした】
  • 昭和39年の開業以来、日本の大動脈として活躍を続ける新幹線というシステムは、最高時速300km/hで走行しながら最小運転間隔3分半という、驚異の輸送機関である。本書では、この新幹線がどの様にして形作られ、そして安全に運用されているのか知ることが出来る。筈。
- GetNet -