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最近の日記::模型の軌間

  • 2005年6月25日(土曜日) 13時38分
  • category:鉄道話
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 中断期間を利用して、久しぶりにこっちを更新してみようかと思います。今回は模型のお話。前回、鉄道軌間の話を書いてみたのですが、実は模型の世界でもゲージ(軌間)は沢山存在し、特に日本型はその実結構問題を抱えているのです。昔から語り尽くされた事ではありますが、ちょっと追っかけてみたいと思います。

 今、市場で最も勢力を持っているのが、1/150スケール、9mmゲージで構成される、「Nゲージ」と呼ばれるものです。聞き覚えがある方は多いのではないでしょうか。(Nゲージの“N”は、9mmゲージ、すなわちnine gaugeの頭文字を取った略語からきてます)
「Nゲージ」は従来、トミー関水金属の2大完成品メーカーが中心となり市場を形成していて、近年マイクロエースがもの凄い頻度で製品を出す様になってからは、この3メーカーで完成品で世に出される製品の大半を占めています。

 キットを中心に展開するメーカーは、ガレージメーカーとも言える様な規模の所から、グリーンマックスといった大手まで百花繚乱咲き乱れ、空で言える様なレベルでは既に無くなっていまして、恐らく100社以上あるのではないかと思います。この辺り、出版業界と似たイメージがありますね。個人レベルで、自分が欲しい車種をエッチングから起こして少数販売する、何て事もよくあります。

 さて、この「Nゲージ」ですが、単純にスケールをゲージとかけ算すると、150×9mm=1350mmとなります。あれ、何だかおかしいですね。確か日本の鉄道は半数以上が1067mm軌間を利用している筈。1350mmだと、馬車軌道が最も近く、続いて1435mmの標準軌に近い数字になってしまいます。1067mmの狭軌にはほど遠いですね。

 そう、Nゲージは元々欧米の規格であるため、標準軌をベースに、スケール・ゲージともに作られています。日本型へ合わせようとすると7mmゲージにしなくてはならず、そうした規格を導入して外国型との共通性を低下させるよりも、多少の違和感は犠牲にしても汎用性を重んじたのだと思います。(今ならば、ドイツのメルクリン社が作っている「Zゲージ」が使用している、6.5mmゲージの線路を使えばより実際のスケール感に近づけられるかも知れません。)

 それじゃあ、新幹線は標準軌なのだし、きっちりとしたスケール感を出せるのでは? と思った方、あなたは鋭いです。しかし、残念ながらこれもまた違うのです。Nゲージの新幹線は、1/160で作られています。何故かと言うと、スケールのまま1/150で作ると、実物が1両25mもある新幹線は異常に大きくなりすぎてしまい、他の車両とのバランスが取れなくなってしまうのです(他には、大きすぎて既存のレールなどでカーブが曲がれなくなってしまうというデメリットもある)。なので、バランスを取るために1/160で作られています。その他、ヴォリューム感のある蒸気機関車も、殆どが1/155~1/160で作られています。結果的に、最も本物と同じ見え方をするのは、京王や都営新宿線の車両、という事になりますね。

 Nゲージは車両を正面からよく見ると、かなりの“がに股”になっています。車体に対して、車輪の着く位置が本物よりも外側に位置しているのです。確かにそこを集中して見れば多少の違和感はありますが、Nゲージは元々その小ささを利用して走らせる事を主眼に置いたスケールなので、これまで余り問題視される事はありませんでした。しかし、Nより大きい“HO”ゲージになると、その問題は目を瞑れる範囲では収まらず、そして現実にこれまで長い間議論が繰り返されてきました。

↓ここから続き

コメント(2)

コメント23はいぱ

Nゲージを部屋いっぱいに走らせるのが夢です。
現実は「プラレール」部屋いっぱいでしたが、、、

でも、息子のためと称してニヤニヤしながらレールをつなげるのは
すごく楽しかった。

  • URL
  • 2005/06/29 07:55
コメント24yas

 今日怠惰屋さんに怒られたから書きます。
 鉄道模型には興味がありません…。
 ああ、また怒られる…。

 なぜ興味がないかは怠惰屋さんが書かれておられるとおり、スケール感に乏しいからだと思われます。

>>はいぱさま

 僕もプラレールでずいぶん遊びました。やがてプラレールに飽きたらず、自転車で電車ごっこをやっておりました。口で「がたんごとおん」と言いながら街中を走り回った記憶がございます。

  • URL
  • 2005/07/07 01:38
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  • 昭和39年の開業以来、日本の大動脈として活躍を続ける新幹線というシステムは、最高時速300km/hで走行しながら最小運転間隔3分半という、驚異の輸送機関である。本書では、この新幹線がどの様にして形作られ、そして安全に運用されているのか知ることが出来る。筈。
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